ゴミ屋敷、何度か関わっていますが、本当にこんな状況なんです。
団地などだと、その部屋の近くに行くとハエが飛んでいたりします。
じゃあ、この方たちは始めからこんな状態だったのかというとそんなことはないです。
今まで関わった中で考えられるのは、
①身体機能の低下
:高齢者の一人暮らしやご夫婦で、足腰が弱ってきて外出が大変になり、ゴミを捨てに行けなくなってくる。徐々にゴミが溜まってきて、そこに誰か助けてくれる人がいなければ、その環境に慣れてくる。そして、ゴミ屋敷になる。
②ショックな出来事があり、無気力に
:身内が亡くなるなどのショックな出来事があり、無気力になっていく。段々部屋の中が荒れてきて、寂しさから抜けられず、このような状況に。
③認知症(精神疾患)によるもの
:片付け方がわからなくなり、物が散乱してくる。場合によっては、外に行って、物を集めてくる。それに固執し始めてゴミ屋敷に。
等の理由から、ゴミ屋敷になっていく涙
ってことは、早めに関わることができれば、ゴミ屋敷にならずに済むのではないか?とわたしは思っています。
誰もが起こる可能性があることです。
歳を重ねていけば、身内が亡くなったり、友人が亡くなったりという事は自然とあることです。
身体的にも衰えていきます。
そうなった時に、心配して関わってくれる人がいるか?
日々のご近所付合いから、声を掛けてくれる関係があるか?
そんな時こそ、ご近所や地域の関係が大切です。
あとは、地域包括支援センターに伝えるのも一つです。
地域包括支援センターの職員が訪問して、声を掛けたり、買い物を代行したり、元気になってきたらサロンなどに参加したりと。
是非、周りのお年寄りの状況を確認してくださいね。
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